【浮気調査】探偵事務所に依頼した際の流れは?相談から調査方法まで徹底解説
- 浮気調査の流れを知りたい
- パートナーが浮気をしているかもしれない
- 探偵事務所の実態が気になる
最近、夫や妻、恋人などパートナーの行動が怪しい……。そんなとき真っ先に頭をよぎるのが「浮気」ですよね。
浮気の実態を掴んだり証拠を収集したりする際、
- 自分で調査する方法
- 探偵事務所などの業者に依頼する方法
の2種類が挙げられます。
この記事では、探偵事務所に浮気調査を依頼した場合の一連の流れを解説します。
日常生活で利用することのない探偵事務所は、調査依頼をしたいと思ってもハードルが高く感じられてしまうもの。
探偵事務所に浮気調査を依頼してから調査結果の受け取りまで説明するので、この記事を読めば依頼前のシミュレーションができますよ。
目次
探偵事務所による浮気調査の流れ
探偵事務所による浮気調査の流れを説明します。
利用までのハードルが高く感じられがちな探偵事務所ですが、調査の流れを把握しておくことで面談時に質問ができたり説明内容がわかりやすくなったりしますよ。
- 問い合わせ・相談
- 見積り・契約
- 調査開始
- 調査報告・アフタフォロー
問い合わせ・相談
探偵事務所に浮気調査を依頼する場合、多くの事務所が初回の問い合わせ・相談は無料としています。
複数の探偵事務所を比較し優良な事務所に依頼するためにも、この初回無料相談は積極的に活用しましょう。
無料相談では、以下の内容を尋ねるとよいでしょう。
- パートナーが浮気している可能性はどの程度あるのか
- 浮気調査の必要性はどの程度か
探偵事務所に浮気調査を依頼する場合、当然のことながら費用がかかります。
調査をした結果パートナーが浮気をしていなかった場合でも、依頼費用は支払わなければなりません。
実際に探偵事務所に調査依頼をする前にパートナーの浮気の可能性はどの程度か、主観的にも客観的にも把握しておきましょう。
また、浮気調査の必要性についても尋ねてみましょう。
しかし「パートナーの浮気が判明したとしても離婚するかわからない」場合などには、探偵事務所に依頼費用を払ってまで調査をする必要はないかもしれません。
いずれにしても、相談は無料なのでカウンセリング感覚で問い合わせすることをおすすめします。
見積もり・契約
面談時の内容を基に、探偵事務所から見積もりが出されます。
調査に必要な項目の費用がすべて明記されているか、また追加料金の有無などについて、しっかりと確認しておきましょう。
探偵事務所に浮気調査を依頼する際の費用は、決して安いとはいえません。他社との比較もしながら納得できる探偵事務所を選びましょう。
浮気調査の費用相場は、以下のとおりです。
目的 | 費用 |
実際に浮気をしているかどうかの確認 | 10~20万円 |
裁判に必要な証拠の収集 | 30~70万円 |
探偵事務所の浮気調査には、主にの3種類の料金体系があります。
- 時間制プラン
- パックプラン
- 成果報酬プラン
時間制プランは、調査員の稼働時間に応じて料金が加算されていくプランです。交通費や機材代など諸経費も別途発生します。
パートナーが浮気行為をしそうな日付や曜日、時間帯の目星がついている場合におすすめです。
パックプランは、一定の料金内に調査費用がすべて含まれているプランです。
あらかじめ調査時間や費用が明確になっているため安心して利用できますが、浮気の証拠が期間内につかめなかった場合でも費用は発生するため注意が必要です。
パートナーが浮気をしている可能性があるけれどいつ会っているのかわからない場合や、一時間当たりの料金を下げたい場合におすすめです。
成果報酬プランは、浮気の証拠がつかめて初めて報酬が発生するプランです。
浮気調査の成果がでないかぎり費用は発生しませんが(着手料金を除く)、費用が高額になる可能性もあるため注意しましょう。
また「何をもって成果とするのか」という点も探偵事務所によって異なります。自身の認識との相違を防ぐためにも、面談時に確認しておきましょう。
成果に対して報酬を支払いたいという人や、パートナーの行動パターンが読めず時間制プランでは費用が高額になってしまう人におすすめです。
調査開始
契約をすると、いよいよ浮気調査が始まります。面談時に依頼者からいただいた情報をもとに、プロの探偵が対象者の調査を行います。
浮気調査を依頼した場合、探偵は主に以下の3種類の方法で調査を行います。
- 尾行調査
- 張り込み調査
- 聞き込み調査
尾行調査
探偵による調査で最もイメージしやすいのが、尾行調査です。尾行調査はドラマでよく見られるような、物陰に隠れながら追う方法では行われません。
調査対象者の後ろをついていくという点では変わりませんが、隠れるのではなく歩行者など周囲の人々に溶け込みます。
調査対象者との距離は歩行者数などそのときの状況に合わせることが多く、探偵のテクニックが光る場面でもあります。
張り込み調査
張り込み調査も、探偵による調査の中でポピュラーな方法のひとつです。尾行とセットで行われることが多く、長時間にわたり調査対象者の動きを見張り続けます。
依頼者からの情報が少ない場合には長期間になりやすく、深夜の時間帯にも行われる可能性があります。
「張り込み調査だったら自分にもできそう」と思われがちですが、プロの探偵が張り込み場所を決定するための下調べ・事前調査をしたり複数人で張り込みを行ったりします。
聞き込み調査
探偵が浮気調査を行う場合、調査対象者に関する情報を集めるために聞き込み調査をすることもあります。主に依頼者が直接聞き出しにくい情報が対象です。
聞き込み調査は、以下のような形で行われます。
- 調査対象者の周囲の人に対して直接聞き込みを行う
- 調査対象者本人または関係者に対して電話で聞き込みを行う
- 調査対象者本人に直接聞き込みを行う
プロの探偵が聞き込み調査を行う場合、基本的に名前や肩書きを隠したり代わりのものを用いたりします。
聞き込み対象者に不信感を持たれないためにも、さりげなく情報を聞き出すテクニックが必要です。話術だけでなく、服装や髪型など身なりにも気を遣います。
調査報告・アフターフォロー
浮気調査が終了すると、調査報告が行われます。調査内容は調査報告書にまとめられており、依頼者に対して交付されます。
調査報告書に記載されている内容は、主に以下の項目です。
- 調査対象者の行動日時・場所
- 浮気相手の行動日時・場所
- 画像データ(写真・動画・音声など)
浮気調査の報告書は浮気相手に突きつけるだけでなく、裁判の証拠としても活用できます。また、パートナーと話し合う際の交渉手段ともなります。
調査報告書は数種類用意されている場合があり、無料のものもあれば有料のものもあります。
調査報告書の種類 | 内容 | おすすめ |
無料 | 調査対象者の行動日時や場所など | 浮気の有無を知りたい人 |
有料 | 調査対象者の行動日時や場所、行動経路、写真など | 裁判時に証拠として提出したい人 |
無料のものでも調査対象者や浮気相手の行動・状況はわかるようになっています。
有料の調査報告書では調査対象者の詳細な行動経路も掲載されているなど、無料のものよりも情報量が多いことが特徴です。
有料の調査報告書は裁判用のフォーマットに対応させることも可能です。
調査結果を受けて、依頼者にはさまざまな選択肢が浮かぶことと思います。
- 追加の調査依頼をする
- パートナーと話し合う
- パートナーと離婚する
- 浮気相手に慰謝料を請求する
「パートナーと離婚したい」「浮気相手に慰謝料を請求したい」などの場合は、弁護士への相談も検討しましょう。
浮気調査の流れは依頼前に把握しておこう
探偵事務所に浮気調査を依頼した場合の一連の流れを解説しました。
- 問い合わせ・相談
- 見積り・契約
- 調査開始
- 調査報告・アフタフォロー
探偵事務所に納得のいく調査をしてもらうためにも、事前に流れを把握しておくことが重要です。
面談時に具体的な質問をするためにも、しっかりと準備しておきましょうね!